総合情報誌RinRin Vol.243[立秋] 2021年8月

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- 令和2年度 決算報告
令和2年度の事業報告書および決算報告書は、 第50回理事会 ( 令和3年6月11日開催 )において承認され、 第16回評議員会 ( 令和3年6月30日開催 )に報告されました。その概要は下記のとおりです。 貸借対照表
令和3年3月31日現在 単位 : 百万円
正味財産増減計算書
令和2年4月1日~令和3年3月31日 単位 : 百万円
科 目
当年度
前年度
科 目
当年度
前年度
資産の部
流動資産 固定資産 資産の部合計 94,767 273,085 367,852 117,091 250,404 367,495
経常収益
基本財産運用益 保険料等収入 責任準備金等戻入額 資産運用収益 1,175 4,159 332,965 338,299 1,327 3,854 334,293 339,475 保険業その他経常収益 保険業外事業収益
16 23,730 7,005 7,215 23 147 38,140
16 23,868 − 5,995 30 171 30,083
負債の部
流動負債 固定負債 保険契約準備金 負債の部合計
経常収益計
正味財産の部
指定正味財産 一般正味財産 正味財産の部合計
負債及び正味財産の部合計
経常費用
0 29,552 29,552 367,852 0 28,019 28,019 367,495
保険金等支払金
責任準備金等繰入額 資産運用費用 事業費及び管理費 保険業その他経常費用
23,873 5,677 4,518 1,838 7 202 36,117 2,022
19 284
22,418 358 3,464 1,861 0 206 28,310 1,772
34 259
事業報告
令和2年度は、 新型コロナウイルス感染症の感染拡大を受 け、 令和2年4月と令和3年1月に2回の緊急事態宣言が発出 されました。 コロナ禍の中、 当法人も業務上の大きな影響を 受けることとなりましたが、 お客さまおよび職員の安全確保 を最優先として、 感染拡大防止に向けた対応を実施しながら、 事業の推進に努めました。 令和2年度の保険事業は、 基幹事業である退職給付保険は、 新規採用者数の減少を受け、 期末加入者数は減少となりまし た。災害保険は、 近年自然災害が多発しているため、 お客さ まの関心が高く、 その期末契約高 (口数) は3年連続で増加と なりました。社員援護保険は、 普通援護 (本人型) の期末契約 高 (口数) は増加したものの、 特別援護 (夫婦型) の減少を受け、 全体の期末契約高 (口数) は減少となりました。 金融資産運用については、 超低金利の市場環境が継続す る中、 相対的に高い利回りの得られる社債を中心に運用し、 収益の確保に努めた結果、 運用損益は前年度を上回る結果と なりました。 不動産運用については、 新型コロナウイルス感染症による オフィス需要の減少の影響を一部受けましたが、 大規模ビルの 空室を中心にテナン ト誘致を進めた結果、 不動産全体の賃貸 料収入は、 前年度実績を上回り、 安定した収益を確保しました。
保険業外事業費用
経常費用計 当期経常増減額
経常外収益 経常外費用
当期経常外増減額
税引前当期一般正味財産増減額
−264 1,758
225
−225 1,547
229
法人税等
当期一般正味財産増減額
1,532
28,019 29,552
1,317
26,701 28,019
一般正味財産期首残高 一般正味財産期末残高
当期指定正味財産増減額
0 0
0 0
指定正味財産期首残高 指定正味財産期末残高
正味財産期末残高
29,552
28,019
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