総合情報誌RinRin Vol.239[立秋] 2020年8月

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- 令和元年度 決算報告書
令和元年度の決算は、 第44回理事会 ( 令和2年6月8日開催 ) において承認され、 第14回評議員会に報告 されました。その概要は下記のとおりです。 貸借対照表
令和2年3月31日現在 単位 : 百万円
正味財産増減計算書
平成31年4月1日~令和2年3月31日 単位 : 百万円
科 目
当年度
前年度
科 目
当年度
前年度
資産の部
流動資産 固定資産 資産の部合計 117,091 250,404 367,495 106,836 258,849 365,686
経常収益
基本財産運用益 保険料等収入 責任準備金等戻入額 資産運用収益 1,327 3,854 334,293 339,475 1,484 3,564 333,935 338,983 保険業その他経常収益 保険業外事業収益
16 23,868 5,995 30 171 30,083
16 23,793 707 5,377 26 177 30,099
負債の部
流動負債 固定負債 保険契約準備金 負債の部合計
経常収益計
正味財産の部
指定正味財産 一般正味財産 正味財産の部合計 負債及び 正味財産の部合計 0 28,019 28,019 367,495 0 26,701 26,702 365,686
経常費用
保険金等支払金
責任準備金等繰入額 資産運用費用 事業費及び管理費 保険業その他経常費用
22,418 358 3,464 1,861 0 206 28,310 1,772
34 259
23,535 3,274 1,876 4 225 28,915 1,183
3,112 323
令和元年度は、 前年度に続き、 8月の九州北部の集中豪雨、 9月の台風15号 (房総半島台風) 、 10月の台風19号 (東日本台 風) 等と日本各地で自然災害が多発しました。 また、 新型コロナウイルス感染症が世界各地に拡大していく 中、 日本においては、 1月に感染者を確認して以降、 感染者が 急増し、 業務上の大きな影響を受けることとなりました。 令和元年度の保険事業については、 退職給付保険の期末加 入者数は、 6年連続増加となりました。災害保険は、 自然災害 の多発により、 前年度に引き続き、 保険金支払が多額となりま した。一方、 災害保険に対するお客さまの関心は高く、 その期 末契約高 (口数) は増加しました。 社員援護保険は、 期末契約高 (口数) は減少したものの、 期末加入者数は前年度を上回りま した。 金融資産運用については、 超低金利の市場環境が継続する 中、 相対的に高い利回りの得られる社債を中心に運用し、 収益 の確保に努めた結果、 新型コロナウイルス感染症の影響により 年度末に金融市況が大きく悪化したものの、 運用損益は前年 度を上回る結果となりました。 不動産運用については、 大規模ビルの空室を中心にテナン ト誘致を進めた結果、 貸ビルの稼働率は97.5%となり、 不動産 全体の賃貸料収入が、 前年度実績を上回り、 安定した収益を確 保しました。
保険業外事業費用
経常費用計 当期経常増減額
経常外収益 経常外費用
当期経常外増減額 税引前当期 一般正味財産増減額
法人税等
-225 1,547
229
2,788 3,972
221
当期一般正味財産 増減額
一般正味財産期首残高 一般正味財産期末残高
1,317
26,701 28,019
3,750
22,951 26,701
当期指定正味財産 増減額
指定正味財産期首残高 指定正味財産期末残高
0 0
0 0
正味財産期末残高
28,019
26,702
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