総合情報誌RinRin Vol.234[立夏] 2019年5月

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- 夢をかなえるために
﹁自 己 ベ ス ト 更 新﹂ という夢の実現 を め ざ す 村 上 さ ん は︑ 当 日︑ マラソン 皆さんは十分 仲間 5人とともに参加しました︒ いず ﹁村 上 さ ん を は じ め︑ 30 れもベストタイムは 時間 分を切り︑ 10 3 マラソン歴も 者 が 揃 う 中 で も︑ 有 森 さ ん は︑ まずは 基本中の基本である準備運動の指導 からスタートしました︒ ﹁ストレッチも体操も︑ ﹃この筋肉を 伸ばそう﹄﹃この筋肉が伸びている﹄ と づけられた有森さんの指導は︑ 皆さん にとって貴重な体験となったようです︒ が い い﹂ と 有 森 さ ん︒ 確かな実績に裏 など部分的にコントロールしたほう く変えるよりは︑ 弱い部分を改善する 年前後 ︒ こうした実力 えると︑ いまからフォームなどを大き な 実 績 が あ り ま す し︑ ま た︑ 年代を考 にアドバイスしました︒
について︑ 皆さんひとりひとりに丁寧
トを更新する」 ことです。 何事にも前
村上健 (たけし) さんの夢は 「自己ベス
う話す熊本県 ・ 宇土郵便局に勤務する
向きに取り組む村上さんの夢の実現
そ いろんな人に助けられたからー。
を、 元女子マラソン選手の有森裕子
きたのも、 マラソンを通して
本地震を乗り越えることがで
さんが応援します。
いうことを意識しながらやることが 村上さんが自身の課題と感じてい 大切﹂ と︑ 有森さんは︑ ひとつひとつの ストレッチや動作を何のためにやる のかをしっかり意識する重要性をア ドバイスしました︒ る の が︑ ﹁レ ー ス で 30 ㎞ を 過 ぎ る と︑
疲 れ が 出 て︑ 足 が 開 く こ と﹂ ︒自 己 ベ ストの更新には︑ この課題の改善が必 須と考えていました︒
﹁き ち ん と 歩 く こ と が︑ きちんと走る ことの第一歩﹂﹁歩くことは︑ 重心移動 と身体全部の力をきちんと使ってい ないとできない動作︒ これがきちんと
自分は足が開くんだなということを 意 識 す れ ば い い﹂ と ア ド バ イ ス ︒意 識することで身体に覚えこませるこ とが大切だといいます︒
長くできれば走ることはとてもラク トレーニングと指導がひととおり になり︑ また故障もしづらくなる﹂ と︑ 歩くことの大切さと具体的な実施方 法を紹介しました︒ 続いて軽いランニングへ︒ 有森さん は皆さんの走りのフォームをチェッ クし︑ 姿勢 ・ フォーム ・ 腕の振り方など 終 了 し︑ 最 後 は︑ ジョギングコースを 全 員 で ラ ン ニ ン グ︒村 上 さ ん は 有 森 さ ん と 並 走 し な が ら︑ マラソンに関 す る 質 問 を ど ん 欲 に 投 げ か け︑ 夢の 実現に向けた想いを新たにしていた ようです︒
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﹁まずは︑ そ の 後 実 施 し た ウ ォ ー キ ン グ で も︑ これに 対 して 有 森 さんは︑
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熊
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© 2010 熊本県くまモン
初心に帰って 準備運動やウォーキングの大切さを学ぶ︒
「走る」 ことの基本ともなる 「歩く」 姿勢や歩き方を今一度 チェック。 右から有森さん、 村上さん、 マラソン仲間の東崇さ ん、 迫田康紀さん、 中嶋朋子さん、 栗原智昭さん、 甲斐江里 子さん。 マラソン仲間の5人は、 取材翌日の熊本城マラソン にも参加した。
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