総合情報誌RinRin Vol.242[立夏] 2021年5月

- ページ: 21
- 俳 句
川 柳
川 柳 研 究 社 顧 問
俳 人 協 会
前 田 永 子 選
西 來 み わ 選
東京都
青柳富也 さん
福井県
浜崎昇吾 さん
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ドレミフ ァと叩いてみたい蕗の薹
埼玉県
子育てに愛があふれるほめ言葉
熊本県
る 今 だ か ら こ そ、 あなた
江口武夫 さん
小濱春雪 さん
のユーモアで周囲を明る
いよいよ ! スタート
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これまでの川柳との違
い は、 「お 題」 に 沿って 句
米田智江子 さん
愛媛県
花山昇 さん
熊本県
川柳道場
に富 ん だ 句 が 選 ば れる こ と。
︻評︼ パソコンで作品を書き電子書籍で読書をする今風の優 しい文学青年像が ﹁ピアス﹂ と ﹁小春日﹂ から浮かんできます︒ ...........................................................
︻評︼ 愛犬と愛猫と夫婦の和やかな関係性︒何気ない暮ら しの中の微笑ましい風景が浮かんでくるようです︒ ...........................................................
選者には、 毎日新聞 「仲
ザクザクと霜柱踏みウォーキング
山口県
あの頃にすぐに戻れるクラス会
青森県
畑 流 万 能 川 柳」 でおなじ
古跡健将 さん
山本久 さん
み の 水 野 タ ケ シさ ん を
︻評︼ 寒い朝も欠かさず日課のウォーキング︑ ﹁ザクザク踏み﹂ に寒さをも楽しむ意気込みが伝わり元気を頂ける句です︒
︻評︼ 今年はクラス会を自粛した方も多いはず︒ すぐに戻れ るあの頃に︑ 今は戻れない状況を詠んでいるかのようです︒
予 定 し て い ま す。
ろ し おも
例
現 代 歌 人 協 会 理 事 梅 内 美 華 子 選
相性は決して良くない妻と我 でもね呼吸はピタリ合うこと
山梨県
古里の水も空気もAランク 何故に去るのか答えに迷う
足立一男 さん
北海道
各務哲美 さん
︻評︼ 古里に留まって生活する︑ その選択もあるが答えは簡単 に出ない︒ ﹁Aランク﹂ の評価に心残りが表れています︒ ...........................................................
作 編集部
︻評︼ 長年連れ添って築き上げたのが二人の ﹁呼吸﹂ なのでしょ う︒ ﹁相性﹂ を気にしてきたからこそ歩み寄れたのでは︒ ...........................................................
心の 詠み人
マスク掛け思い出せない誰かしら ちょ っとはずして二人で笑う
鳥取県
ときに笑みうとうとこ っくり妻はいま 家事を離れて夢路に憩う
岩本文子 さん
福岡県
堀内英徳 さん
︻評︼ マスクをつける生活の中︑ 同様の思いをしたので共感 ︻評︼ 一日の家事を終えた妻をいたわる思いが表情の描写 しました︒ 下の句に臨場感と人間らしい姿が表れています︒ に表れている︒ ﹁ときに笑み﹂ が特にかわいらしい︒
撮影 まず で 動画 開封 る され 待た 作 編集部
次 号の短 歌で入 選 された皆 さまには︑ 選 者の梅 内 美 華 子 さん監 修の書 籍 ﹃ 日 本の美しい言 葉 辞 典 ﹄ をプレゼントいたします ︒
天秤座
21
5
5月 初 旬 か ら 7 月 初 旬 に か け て 対 人 運 が 好 調 で︑ 公 私 と も に 充 実 し た ひ と と き を 過 ご す こ と が で き る で し ょ う︒ な か で も 月は愛情運が大吉な の で︑ 家 族 や 恋 人 と の 大 切 な イ ベ ン ト を 予 定 し て い る 人 は︑ ぜ ひ こ の 時 期 に︒
今年一年を通して最も良い運勢です︒特に 月は仕事運と健康運︑ 月は愛情運︑ 月は対人運が好調︒仕事や プ ラ イ ベ ー ト で 実 現 し た い 夢 や 目 標 の あ る 方 は︑ 運 気 の 高 い こ の 時 期 に ア ク シ ョ ン を 起 こ す よ う に し ま し ょ う ︒
蠍座
5
6
7
新コーナーの立ち上げを記念して、水野 タケシさん の 著書 『シルバー川柳入門』 を プレゼント !8月号投稿者の中から、 抽選で 5名 の方に差し上げます。
ヒ ツジより 眠れぬ夜は ユ ーチ ュ ーブ
短 歌
You Tu b e
を 考 え る こ と、 ユー モ ア
選者 水野タケシ
小春日や文学青年ピアスして
ポチとたま夫と私と和みます
お題
︻評︼ 春 一 番に見つけた蕗の薹︑ 苞の解けた蕾をドレミファと口 ずさみながら叩いてみたいという心が踊る楽しい句です︒
︻評︼ 子育てをしていると自然とほめ言葉がでてしまうもの︒ ほめられるのは︑ 子どもにとっても素晴らしいことです︒
くしていきましょう!
「こんなのどうかな」 「私の方が面白いかも ...」あなたが思いついた俳句や短歌、 川柳を スマホで気軽にどんどんお送りください。 皆さまのご応募を心よりお待ちしております。
コロナ禍で閉塞感のあ
( ユーチューブ) 「お題」 と 「例」 を
今回は次号に向けた
笑って 免疫力 アップ!
︻評︼ 伊藤若冲の群鶏図かと︒ 格調ある内にもリズムの良さで心 弾む句に︒ 東京 ・ 立川の谷保天満宮の境内にこんな鶏がいます︒
︻ 評︼ コロナ禍で家で過ごす時間が増えました︒ 時間を有効 に使いたいものの︑なかなかそうはいかないようです︒
が新たにスタートします︒
応募 フォームは こちら
川柳に加えて︑ ﹁おもしろ川柳道場﹂
ご紹介します。 と っておきの一句の ご応募、 お待ちしています !
若冲の鶏十三羽下萌る
おうち時間ダラダラ過ごしまた悔やむ
﹁心の詠み人﹂ では︑ 俳句︑ 短歌︑
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